2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「命を救った道具たち」 高橋 大輔 著

命というのはたった一つのモノがなければ救われなかったかも知れないほどに、儚く、もろい。モノというのは、その持ち主の負っているリスクの高さ、密度の濃い生き方によって価値が決まるのではないだろうか。大学生の頃、止むに止まれぬドキドキに後押しさ…

「ゆううつ部!」 東藤 泰宏 著

一生懸命や真面目が生むずれ、空回りするやる気、そして疲労感と無気力、死への誘惑。あなたも私も、誰もが無関係ではいられないそんな病気のことを元患者の皆さんから教えてもらおう。ここ数年、うつ病をはじめとする精神疾患に関わる話をよく耳にするよう…

「刑事たちの三日間」上・下 アレックス・グレシアン 著

創設まもないロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)の殺人捜査課を舞台に、新任警部補ディや同僚たちがヴィクトリア朝ロンドンの街を駆け巡る!同僚刑事リトルの死体発見から真犯人逮捕までの怒涛の3日間を描くシリーズ第一作。 この作品は創設間もない…

「反省させると犯罪者になります」 岡本茂樹 著

人が人に関わるということは本当にしんどいことだ。だけど、世の中には、そのしんどさを避けて、簡単にしてしまってはいけない、分かりやすくしてはいけないものがあるのだろう。人と真剣に向き合うためには、きっと、惜しんではいけない時間が、手間が、あ…