2015-11-14から1日間の記事一覧

「歩道橋の魔術師」 呉 明益 著

取り壊され跡形もない中華商場、だけどそこで泣き、笑い、出会い、別れ、生まれ、死んだ者たちの記憶は「歩道橋の魔術師」というブラックホールに吸い込まれ、どこかで今も夢を見ながら漂っているような気がする。本書の舞台は台湾、台北市の中華路にあった…